■ 何が原因か
大きく分けて、「感染」と「力学的要因(持続的咬合負荷)」の二つが、主要な原因と考えられています。
まず、第一にあげられるのが歯周病菌による「感染」です。インプラントにプラークや歯石がついてしまうと、
そこが細菌のすみかになってしまい、インプラント周囲炎を誘発します。ですからプラーク・コントロールや
ブラッシングなどの口腔ケアを十分に行い、インプラント周囲炎の発症を予防することが大切です。
次に「力学的要因」ですが、わかりやすくいうと「その人独特の噛み方」のことです。
インプラントは垂直的な圧力にはたいへん強いのですが、側方圧といって横からの圧力や衝撃にはもろい
ところがあります。したがって、睡眠中にひどい歯ぎしりをする人の場合、力の負荷がインプラントに
持続的にかかると、咬耗(こうもう)という、人工歯冠が摩滅(まめつ)する現象が起こり、
この負荷が人工歯根にも衝撃的に伝わることでインプラント周囲炎の引き金になると考えられています。
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